東京・港区長選 武井氏が5選果たす

港区長選で当選が確実になり、花束を受け取る武井雅昭氏(左)=7日午後10時15分ごろ、同区芝公園(本江希望撮影)
港区長選で当選が確実になり、花束を受け取る武井雅昭氏(左)=7日午後10時15分ごろ、同区芝公園(本江希望撮影)

 任期満了に伴う東京都港区長選は7日に投開票が行われ、無所属現職の武井雅昭氏(67)=自民、国民、公明、社民、都民推薦=が他の4人を下し、5選を果たした。投票率は30・04%(前回24・25%)、当日有権者数は19万7277人。

 立候補していたのはほかに、無所属新人で元都議の菊地正彦氏(67)▽無所属新人で会社役員の飯田佳宏氏(47)▽無所属新人で元区議の大滝実氏(71)=共産推薦▽ホリエモン新党新人で会社員の柏井茂達氏(36)。

 当選が確実となった午後10時15分ごろ、武井氏は同区芝公園の選挙事務所に姿を現し、支援者から花束を受け取るなどして笑顔を見せた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、バンザイは行わなかった。

 武井氏は「これまでの区政運営に理解を寄せられ、選んでいただいたことに、とても責任を感じている」と語った。また、「区民の期待に応えるためにも、一日もおろそかにせず、コロナ対策に全力を尽くしたい」と力を込めた。

 武井氏は特別な選挙活動は行わず、自身の公式ウェブサイトなどで4期16年の実績を強調。国政与野党から推薦を広く集め、着実に票を固めた。

 選挙戦では武井区政への評価と新型コロナウイルス対策、都心を通過する羽田空港新飛行ルートなどが争点となり、他の候補者らは特別区民税の減税や、新飛行ルートの撤回、選挙へのインターネット投票導入などの政策を訴えたが、及ばなかった。

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