「コロナ不眠症」どうしたらいい? 専門家「10分でいいから日光を浴びてセロトニンの分泌を」

【コロナ禍が心を蝕む その実態と対処法】

 長かったコロナ自粛の影響がじわじわ出てきて、不眠を訴える人が増えてきた。精神科医の吉竹弘行氏に、医師でジャーナリストの富家孝氏が聞く。

 --この数カ月、私の周囲に「不安で眠れない」という人が増えました。ただでさえ、高齢者は睡眠が浅いのに、コロナ不安が加わって大変です。老人施設に行くと、「先生、どうやったらよく眠れますか」と、よく聞かれます

 「私の患者さんも同じです。神経性不眠が増えました。不眠は、一般的に、(1)入眠障害(寝つきが悪い)(2)熟眠障害(眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める)(3)早朝覚醒(朝早く目がさめる)-の3つのタイプに分けられます」

 --ワイドショーなどの悪影響も?

 「神経性不眠は、(1)と(2)が中心で、寝つきが悪く、夜中に何度も目が覚めるという高齢者に集中しています。ある70代後半の女性患者は、『コロナにかかったら高齢者は死ぬというので、考え出すと不安で眠れない』と訴えてきました。テレビに出ている偉い専門家の先生が言っているのは、本当かと私に聞くのです。『それはデータから言えること。誰もがそうなるとは限りませんよ』と言うと、『あんたはあの先生より偉いのか?』と言うので、答えようがなくなりました。こういう方が増えました。『コロナ不眠症』ですね」

 --対処法は?

 「ともかく、不眠症は元になる不安を取り除かないと治療はできません。いまは、新しいタイプの依存性と副作用が少ない睡眠薬があるので、それを処方しますが、コロナ禍が収束しない限り神経性のコロナ不眠は減らないでしょう」

 --どういう場合に薬を処方しますか?

 「寝つきが悪いという方は、寝よう、寝ようと、すればするほど眠れなくなります。しかし、睡眠中に脳波を記録してみると、意外によく眠っていることがあります。こういうときは、薬は出しません」

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