新型コロナウイルスの感染拡大防止のための外出自粛による影響が出ている宿泊施設や観光施設を支援しようと、鳥取県は、「#WeLove鳥取キャンペーン」第2弾を6月6日から始める。県民を対象に、県内の宿泊施設の宿泊料や観光施設の入館料などの半額(上限3千円)を補助する。6月末まで。
キャンペーンに賛同する施設を募集しており、6月2日に県のホームページに掲載予定。利用者にアンケートを記入してもらい、対象施設が運転免許証や健康保険証などで県民かを確認した上で料金を割り引くシステム。利用者には、会員制交流サイト(SNS)で県の魅力を紹介してもらうようお願いする。
平井伸治知事は28日の記者会見で「まずは地産地消型の県民限定でのキャンペーンをやる。この機会に県民に県内の観光地で、ふるさとの素晴らしさを体験してほしい」と説明。「県外から観光客が入ってくる段階に備え、アンケートを観光地のレベルアップにつなげたい」と話した。
同県は5月16日から31日まで、県民を対象に、観光地や飲食店2カ所以上をめぐって写真を撮影しSNSに投稿すれば景品が当たるキャンペーン第1弾を実施している。27日現在で1500件を超える応募が寄せられているという。