入社いきなりテレワーク 新人も企業も模索続く

自宅待機中のクボタの人事担当者が、新入社員向けに行っているウェブ上の朝礼(クボタ提供)
自宅待機中のクボタの人事担当者が、新入社員向けに行っているウェブ上の朝礼(クボタ提供)

新型コロナウイルスの感染拡大で多くの企業が対応を迫られているが、今年社会に出たばかりの新入社員も翻弄されている。会社に入ったものの、テレワークの導入などでいきなり出社しない状況が訪れている。大事な社員をどう生かすかが問われる会社側も、新人へのフォローに腐心する日々だ。

孤独な1人暮らし

「最初はとにかく暇でしたけど、最近はみっちりと勤務できています」

今春、中国地方の大学を卒業し、東京都内の人材派遣会社に正社員として採用された女性(22)は近況をこう説明した。

女性によると、勤務先の入社式は4月1日に予定されていたが、前日に中止を告げられた。以降、自宅でのテレワークが開始。毎日午前9時半になると、会議用のアプリを立ち上げ、出勤を報告。課題図書を読んでのリポートを書いたり、新規事業の立案資料作りをしたりする日が続いている。

1人だけの作業に「これがまだ何週間もあるのか」と気が遠くなったこともあった。午後6時半の勤務終了後、同期社員とスマートフォンのカメラを通じてオンライン飲み会を行い、深夜1時半まで飲んだ日もあった。同期との飲み会では口々に「もう無理だ」「暇すぎる」などの声が上がったという。

4月も3週目になると少し状況は変わってきた。毎日1時間半にわたり、パソコンを通じてウェブ上で会議を実施。仕事中の対話も生まれ、多忙になってきた。

運動不足解消のため室内でダンスやラジオ体操を行うようにもした。同期社員と申し合わせ、同時刻に同じ曲をかけ、スマホを通話状態にしてダンスに興じることも。「向こうも電話口で息を切らせてダンスしているのが聞こえるんです」と工夫を凝らしてコミュニケーションを図っている。

楽しみを見つけはしたが、「出社のめどはまだ立ってません。先が見えない不安はあります」と打ち明ける。

電話で状況確認

この女性社員のように、自宅待機を余儀なくされている新入社員は少なくないため、会社側も対応に追われている。

今年424人が入社した空調大手のダイキン工業。入社式を取りやめ、国内外の拠点の幹部の写真とメッセージをまとめたパンフレットを作り、一人一人に郵送した。

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