日本ボクシング連盟は15日、ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA世界同級王者の村田諒太(34)=帝拳=が、18日に東京五輪代表の6選手らを対象にオンライン授業を開催すると発表した。
世界最終予選(日付、場所未定)で五輪出場権獲得を目指す選手も含め男女計11選手と代表コーチに村田が五輪を見据えた取り組み方を伝え、質疑応答も実施する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により代表の強化合宿は白紙となり、選手たちは各所属先で練習を続けている。村田以外にもスポーツ科学や医学の専門家などを講師に招き、数週にわたって体力強化などの講義をオンラインで実施する。
同連盟の菊池浩吉副会長は「村田はすごく協力的だった。この時期に必要な知識の授業をしてもらいたい。選手たちの活動が難しいなかでも、何とかモチベーションが保てるようにしていきたい。いい機会になると思う」と期待した。