コロナ禍で絶体絶命…テレビ業界最前線リポート! 収録全滅&CM収入絶たれ…しわ寄せは制作会社に

 海外ロケは渡航すらできないし、国内ロケもロケバスでの移動がまさに「3密(密閉・密集・密接)」だ。ドラマは多数の関係者を長時間拘束するので一番感染予防しにくい…ほぼすべての番組が作れないのだ。

 そもそもオリンピック関連CMも軒並みキャンセルとなり、コロナ不況でCMはまったく売れないうえ、「売る商品」である番組が作れないのだから放送局は経営悪化が必至だ。

 さて、制作会社はさらに深刻だ。放送局が枠を再放送で埋めるということは、制作会社にはほぼ一銭も入らないということだ。中小を中心に資金繰りが悪化するだろうし、中には倒産するところも出てくるかもしれない。現場で働くフリーランスは、まさに絶体絶命のピンチだ。

 筆者は総合演出として最近ある番組の収録を行ったが、収録に参加したスタッフからは「収録をやってくれてありがとう」と感謝の言葉を多くかけられた。まもなく収入が途絶えるだろうという予感を持つ人が多いのだ。

 出演者やスタッフの安全を守り、感染爆発を防ぐために放送局の「制作中止」の決断は英断だ。しかし、放送局は制作会社に何がしかの補償をするだろうか? 放送局自体の経営悪化を考えると私は悲観的にならざるを得ない。

 結局、しわ寄せは弱い立場の制作会社や現場のスタッフに来ることになるのだとしたら、とても切ない。

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