マネジメント会社のトラロックエンターテインメントは1日、アマチュアボクサーの堤麗斗(17)=千葉・習志野高3年=とマネジメント契約を結んだと発表した。今後、国内外の活動をサポートする。高校生のアマチュアボクサーがマネジメント会社と契約するのは極めて異例。
同社には東京五輪男子フェザー級日本代表候補で、兄の堤駿斗(20)=東洋大3年、プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(31)=DANGAN AOKI=らが所属している。
麗斗は既に高校4冠を獲得し、2019年11月のアジアユース選手権(モンゴル)では、それまで日本選手で兄の駿斗しか果たしてしていない優勝を成し遂げた。元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(24)ら多くのプロボクサーともスパーリングを行っているライト級のサウスポー。年齢制限により東京五輪を目指すことはできなかったが、24年パリ五輪を目指すことを表明している。