優勝の阿部一「終わりではない」 4月に丸山と五輪賭け激突へ 柔道GS大会

 男子66キロ級決勝 ジョージア選手(左)に一本勝ちで優勝した阿部一二三=デュッセルドルフ(共同)
 男子66キロ級決勝 ジョージア選手(左)に一本勝ちで優勝した阿部一二三=デュッセルドルフ(共同)

 【デュッセルドルフ(ドイツ)=田中充】大内刈りで崩した相手を腰から持ち上げて豪快に投げつけた。「体が反応した。自分の柔道ができた」。男子66キロ級の阿部一二三(日体大)が会心の一本勝ちで優勝をつかみ取った。

 負けられない一戦だった。東京五輪代表争いは、昨夏の世界選手権で敗れた丸山城志郎(ミキハウス)に次ぐ2番手。昨年11月のGS大阪大会でライバルとの直接対決の連敗を3で止めて優勝し、さらにアピールを重ねたい今大会は同時派遣の予定だった。しかし、丸山がけがで欠場。井上康生監督から「しっかり勝ち切ることが重要」と優勝を求められた大会だった。

 トーナメントの序盤は動きに硬さもあり、消極的になって下がる場面もあった。試合中に左手の親指を負傷するアクシデントにも見舞われた。そんな中で刺激を受けたのは、女子52キロ級に出場した妹の詩の存在だった。自らの決勝前に「兄妹で東京五輪の金メダル獲得」を目標に掲げる妹が五輪代表に大前進する優勝を見届け、「俺もやってやろう」と一段と気合が入った。

 井上監督は「ここ一番の強さを証明した」と高く評価。丸山との五輪代表争いについても「並んだような状況」と語り、代表争いは4月の全日本選抜体重別選手権までもつれることが確実になった。「この戦いで終わりではない。もう一回、気を引き締めて挑みたい」。決戦の舞台へ気持ちを切らさない。

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