任期満了に伴う東京都八王子市長選は26日投開票され、無所属で現職の石森孝志氏(62)=自民、国民、公明推薦=が、無所属新人で弁護士の白神優理子氏(36)=立民、共産推薦▽無所属新人で社会福祉法人役員の高木順一氏(65)▽諸派新人で会社役員の小柳次郎氏(54)-の3人を破り、3選を果たした。投票率は31・46%(前回32・60%)で、当日有権者数は46万6207人。
当選が決まった石森氏は、午後10時50分ごろに同市横山町の選挙事務所に姿を見せ、支援者の拍手と歓声に迎えられた。
「次の4年は大変重要な時期。数多くの大型プロジェクトを前進、実現する。八王子の未来にとって引き続き攻めの街づくりを進めていきたい」。石森氏は3期目への意気込みをそう語り、支援者や駆け付けた萩生田光一文部科学相らから当選の祝福を受けた。
選挙戦で石森氏は2期8年の実績を強調。白神、高木、小柳の3氏は市政批判などを展開したが、及ばなかった。