ダッグアウトの裏側

デレク・ジーター氏満票で米野球殿堂入りなるか リベラ氏に続く2年連続の快挙に期待

デレク・ジーター氏
デレク・ジーター氏

 2020年の米野球殿堂入り選手が、来週21日(日本時間22日)に発表される。

 投票したのは、全米野球記者協会(BBWAA)に10年以上在籍の記者。名誉会員の筆者が先月、候補者32人の名前が並んだ投票用紙で最初にチェックマークを記入したのは、元ヤンキース遊撃手のデレク・ジーター氏(45)だった。

 ヤンキース一筋の20年間で、通算3465安打は歴代6位。オールスターに14度選出され、ゴールドグラブ賞を5度獲得した。引退後はマーリンズを買収し、最高経営責任者を務めている。

 引退から5年がたち、殿堂入り資格1年目での選出(得票率75%以上)は確実。すでに関心は、昨年のマリアノ・リベラ氏(50)に続く満票か否かに移っている。同じヤンキースの抑え投手として、史上最多の通算652セーブを挙げたリベラ氏は昨年、史上初めて資格1年目に得票率100%(票数425)で殿堂入りを果たした。

 2年連続の快挙を期待されるジーター氏ではあるが、首位打者などの打撃主要3部門のタイトルやシーズンMVPは1度も獲得していない。それでも殿堂入りを確実視されるのは、ポストシーズンでの勝負強さと、数字に表れない部分を評価されているからだ。

 ポストシーズンは通算158試合に出場して、200安打(打率・308)をマーク。ワールドシリーズには7度進出して、世界一に5度輝いた。常に勝利のためにプレーする姿勢やキャプテンとしてのリーダーシップは、殿堂の投票基準に含まれている「誠実さ」や「スポーツマンシップ」に合致している。

 今年の殿堂入り式典は7月24~27日、ニューヨーク州クーパーズタウンで催される。特設ステージが用意されるのは、殿堂博物館から南へ約2キロの芝生の丘。史上最多のファンで埋め尽くされることも確実だ。

 ■田代 学(たしろ・まなぶ) サンケイスポーツ編集局次長。1991年入社。プロ野球や五輪担当などを経て、2001年から13年11月まで米国駐在の大リーグ担当キャップ。全米野球記者協会の理事や、13年ワールドシリーズの公式記録員を日本人記者で初めて務めた。米国での愛称は「ガク」。

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