五輪代表決定持ち越し…阿部詩、準Vに大号泣「情けない。気持ちの弱さが出た」/柔道

女子52キロ級決勝で敗れ、号泣する阿部詩。今大会での東京五輪代表決定はならなかった(撮影・恵守乾)
女子52キロ級決勝で敗れ、号泣する阿部詩。今大会での東京五輪代表決定はならなかった(撮影・恵守乾)

 柔道・グランドスラム(GS)大阪大会第1日(22日、丸善インテックアリーナ大阪)大会が開幕して男女5階級が行われた。女子52キロ級は今夏の世界選手権(日本武道館)で2連覇を遂げた阿部詩(うた、19)=日体大=が決勝で昨年の世界選手権銅メダリスト、アマンディーヌ・ブシャール(24)=フランス=に延長の末に優勢で敗れ、今大会での東京五輪代表決定はならなかった。男子66キロ級決勝は世界王者の丸山城志郎(26)=ミキハウス=が阿部詩の兄・一二三(ひふみ、22)=日体大=に敗れ、やはり今大会での代表決定を逃した。

 男子66キロ級で兄・一二三が優勝したのを見届けた女子52キロ級の阿部詩は、腹をくくって決勝の畳に立った。しかし、勝てば東京五輪代表決定の可能性が高い中、力を出しきれずに敗れた。

 「情けない。悔しい思いでいっぱい。最後は気持ちの弱さが出た。五輪のレースはこんなにも過酷なんだ、と知った」

 畳から降りると、辺りをはばからず大粒の涙を流して号泣した。

 準決勝で2017年世界女王の志々目愛(25)=了徳寺大職=に内股すかしで一本勝ちするなど、圧倒的な内容で迎えた決勝は一瞬の隙を突かれた。ブシャールに内股が決まらず延長の7分40秒、肩車で技ありを奪われた。世界ランキング1位のライバルに自身を研究され、やりにくさがあった。

 16年から出るジュニア大会も含め、海外勢には無敗を誇ってきた。今夏の世界選手権では16年リオデジャネイロ五輪金メダルのマイリンダ・ケルメンディ(28)=コソボ=を破るなど「怪物」ぶりを発揮していたが、対海外勢の連勝記録も「48」で止まった。

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