マンスリー囲碁

仲邑初段VS中国の天才少女

 仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が12月2日から4日にかけ、「日中天才少女三番勝負」に臨むことになった。今春、史上最年少の10歳0カ月で入段した仲邑初段が戦うのは、昨夏のプロ試験に11歳で合格した中国の呉依銘(ご・いめい)二段(12)。仲邑初段と同様、天才少女と呼ばれている。

 「第2回呉清源(ご・せいげん)杯世界女子選手権」(中国・福建省)準決勝・決勝の付随対局として行われるもの。日本棋院によると、主催する中国側から仲邑初段を指名して申し入れがあったという。藤沢里菜女流名人(21)ら日本勢はすでに同杯で敗退しているが、天才対決の勝者は第3回大会への出場権が与えられる。持ち時間は各2時間。

 仲邑初段と呉二段は8月、東京都内であったペア碁戦で対局している。仲邑初段は同期の福岡航太朗初段(13)と組み、呉二段・胡子豪初段(13)ペアと対戦。中国ペアに鋭い眼光を飛ばすなど公式戦さながらの真剣勝負だったが、4目半の差で敗れた。それでも仲邑初段は「(プロになってから)ペア碁はやったことがなかったので、おもしろかった」とコメントし「中国や韓国、台湾の棋士に勝ちたい」と今後の目標を話していた。

 11月7日の第59期十段戦予選の勝利で、4月入段の同期12人のうち10勝一番乗りを果たした仲邑初段。中国でも天才ぶりを発揮できるか。 (伊藤洋一)

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