日本プロシニア選手権 住友商事・サミットカップ第2日(11日、茨城・サミットGC=7023ヤード、パー72)首位から出た白潟英純(53)=九州GC八幡C=が9バーディー、2ボギーの65で回り、通算12アンダーで単独トップに立った。塚田好宣(50)=フリー=が2打差の2位。連覇を狙う米山剛(54)=ヨネックス=は通算1アンダーの32位に後退した。台風19号の接近により12日の競技は中止。54ホールで争う予定としている。
怒濤(どとう)のバーディーラッシュをみせた白潟が、単独トップに立った。
「すごくいいプレーだった。僕なりには、この2日間は上出来です」
スタート10番(パー4)でいきなり12メートルのバーディーパットをねじ込んだ。勢いは止まらずインで4つ、アウトで3つスコアを伸ばした。
2017年にシニア入り後、ドライバーショットを力んでスコアメークに苦しんだ。今季は「余裕があって軽めに打てるようになった」とシニアの水にも慣れてきた。
12日は中止が決定し、13日の最終ラウンドでの一発勝負。「日本タイトル? 憧れはありますけど、僕は地方大会での優勝が多いので、畏れ多い」。レギュラーツアー1勝もシニアでは優勝がない。初Vを日本タイトルで飾ってみせる。
「優勝争いを楽しみたいです。優勝したら3年シード? それはいいですね。やる気出てきた(笑)」