今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦するDeNA・筒香嘉智外野手(27)について8日、米CBSスポーツ(電子版)や大リーグ公式サイトが特集記事を出した。
「日本のスラッガー、筒香嘉智が今オフ、MLBにポスティングされる」とCBSスポーツは見出しをつけて、筒香の動画や2016~19年の成績を掲載。同じ右投げ左打ちで今季打率・250、38本塁打、92打点だったカブスのカイル・シュワバー外野手(26)と同様のタイプとも紹介した。
記者の私見で獲得に乗り出す可能性のある球団にはホワイトソックス、インディアンス、ジャイアンツ、マリナーズなどを挙げた。レンジャーズやブルージェイズも興味を示しており、今季はブ軍関係者が何度も横浜スタジアムに足を運び、熱視線を送っていた。
大リーグ公式サイトも今オフにFAとなる外野手を紹介し、「トップ級は左翼がガードナー(ヤンキース)とオズナ(カージナルス)で右翼はカステラノス(カブス)とカルフーン(エンゼルス)。彼らが契約の競争相手になる」と報じた。
すでに米大手のエージェント会社「ワッサーマン」と契約。少年時代からの夢実現へ、準備は進んでいる。日本で通算205本塁打を放った長距離砲の争奪戦が、いよいよ始まる。
★ダル、代理人事務所に太鼓判
筒香の大リーグ挑戦にカブスのダルビッシュ有投手(32)も反応した。代理人が自身も契約を結ぶ米有力エージェント会社「ワッサーマン」となった記事をリツイート。右腕の担当はジョエル・ウルフ氏で「ジョエルとは2017年からよく話すようになりました。今も電話やテキストでよく連絡を取っています。頭だけでなく人柄も素晴らしく、数々のスーパースターたちから絶大な信頼を得ている人です」と太鼓判を押した。