【ニューヨーク5日(日本時間6日)】米大リーグのポストシーズン(PS)はア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第2戦が行われ、ヤンキース(東地区)は田中将大投手(31)がツインズ(中地区)戦に先発し、5回3安打1失点で白星を挙げた。チームは8-2で連勝し、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。アストロズ(西地区)もレイズ(ワイルドカード)を3-1で破り、2連勝となった。
ヤンキース・田中が5回1失点と好投し、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。メジャー史上最多のシーズン307本塁打を記録した打線と対戦。一回1死一、二塁のピンチを併殺打でしのぐと二回以降は落ち着きを取り戻した。PS3連勝で通算4勝目。松坂大輔(レッドソックスなど)を抜いて日本投手最多となった。楽天時代に日本シリーズやWBCを経験している右腕は、短期決戦の強さを問われ「経験ですね」と頼もしく言い切った。