今平、風攻略し首位浮上!9番40ヤード沈めた/国内男子

 トップ杯東海クラシック2日目(4日、愛知・三好CC西C=7295ヤード、パー71)3位から出た今平周吾(26)=フリー=が4バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーで堀川未来夢(26)=Wave Energy=とともに首位に立った。石川遼(28)=CASIO=は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75。通算4オーバーの52位で辛くも予選を通過した。

 安定感が光った。連日の強風にびくともせず、今平が首位浮上だ。

 「ボギーが少なくて良いゴルフ。風対策は球を上げないよう、クラブを振りすぎないことです」

 最大瞬間風速10・7メートルの強風が、コースの難易度を上げた。それでも1番(パー4)でバーディー発進すると、圧巻は9番(パー4)。打ち上げのグリーンでピンが見えないなか、残り40ヤードから3打目を直接カップへ沈めた。

 今季はここまで未勝利も予選落ちはなし。トップ10入りが10度あり、賞金ランキング2位につける。「シンプルに考えるだけ。自分のゴルフをすれば優勝できる」。あと少しのところで優勝を逃しているが、焦りはない。

 今大会で優勝し、同1位の石川が3人以上の2位タイ以下なら、トップに浮上できる。2004-06年の片山晋呉以来5人目の2年連続賞金王も見えてくる。「まだ(賞金王争いは)考えていないけど、優勝は早いほうがいい」。2年連続の戴冠へ、ここからギアを上げる。 (原田遼太郎)

 ◎…記録の残る1973年以降、2年連続以上で賞金王に輝いたのは、尾崎将司、青木功、中嶋常幸、片山晋呉の4人。

 ◎…今平の予選通過率は86・18%(123試合出場で予選落ち17度)。データの残る1985年以降では日本人最高。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. やはり「酔えるグミ」は無責任なのか UHA味覚糖が間違えたこと

  2. 【球界ここだけの話(3006)】阪神・大竹耕太郎が感じた岡田流の〝言葉力〟 そんな上司のありがたさ

  3. 石川佳純、モデルのような写真に「美しすぎる」と海外からも反応

  4. 中露〝蜜月崩壊〟習主席がプーチン氏見捨てた!? 「ロシアの敗北は時間の問題」中国元大使が発言 インドの浮上で変わる世界の勢力図

  5. 清瀬汐希が初主演映画で体当たりヌード ベッドシーン撮影になんと4時間

今、あなたにオススメ