復旧後の「通電火災」相次ぐ 千葉、消防など注意呼びかけ 

台風15の影響で壊れた家屋。雨が降る中、片付けをする住民の姿も見られた=16日午後、千葉県鋸南町(鴨川一也撮影)
台風15の影響で壊れた家屋。雨が降る中、片付けをする住民の姿も見られた=16日午後、千葉県鋸南町(鴨川一也撮影)

 広域停電が続く千葉県内で、電気が復旧した後に、損傷した電気機器やコードからの漏電が原因の「通電火災」とみられる建物火災が起きている。16日の雨の影響で、漏電のリスクも高まっており、消防などが注意を呼びかけている。

 千葉市中央区で15日午後に発生した住宅火災。この住宅は台風15号の影響で停電していたが、同日に電気が復旧。住人の男性は朝に避難先から帰宅し、ブレーカーを入れた数時間後に火災が起きたという。

 同県君津市でも14日午後、電気が復旧して間もない工務店の倉庫が全焼する火災があった。県警などはいずれも通電火災とみて出火原因を調べている。

 通電火災を防ぐには、どうすればいいか。停電中に避難や買い物などで自宅を離れる際、まずはブレーカーを落とし、家電製品のコンセントを抜くか、電源を切ることが大事だ。

 通電再開の前には消火器を準備し、焦げ臭いにおいがしたら電気の使用を見合わせた方がいい。屋根が飛ばされるなどの被害があった住宅では、16日の雨で雨漏りが起き、漏電している可能性もあるとして、さらに注意が必要になる。

 千葉市消防局の担当者は「漏電の有無を素人が判断するのは難しい。火災は通電直後だけでなく、しばらくたってから起きることもある」と注意を呼びかけている。

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