アスレチックス7-5エンゼルス(3日=日本時間4日、オークランド)エンゼルスの大谷翔平投手(25)は敵地でのアスレチックス戦に「3番・DH」でフル出場。第3打席で16打席ぶりのヒットとなる適時二塁打を放ち4打数1安打1打点で、打率は・289となった。チームは接戦の末、敗れて2連敗となった。
相手先発は13勝3敗の右腕・ファイヤーズ。大谷は3-5の五回2死一、二塁の第3打席で、初球の速球を左翼線への適時二塁打とし、16打席ぶりのヒットをマークした。
1点リードの一回1死から第1打席は、カウント2-2から高めの速球を強振もバットは空を切り、空振り三振に終わった。2-2の同点で迎えた三回1死一塁の第2打席は初球の内角スライダーを引っ張ったが、バットが折れて一塁ゴロ併殺打となった。2点を追う七回1死の場面での第4打席は、フルカウントから4番手右腕・ペティットの外に逃げる速球の前に空振り三振に倒れた。
試合はエンゼルスが一回、トラウトの44号ソロで先制。さらに二回にも1点を加えたが、その裏アスレチックスが適時三塁打などで2点を返し、2-2の同点とした。アスレチックスは三回、チャップマンの31号3ランで5-2と勝ち越しに成功。エンゼルスは四回にプホルスの21号ソロで1点を返すと、五回に大谷の適時二塁打で4-5とした。エンゼルスは六回に同点に追いついたが、その裏アスレチックスが適時三塁打などで2点を加え7-5と再び勝ち越し、そのまま逃げ切った。