米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手(33)は27日(日本時間28日)、ニューヨークでのメッツ戦に先発し、8回5安打1失点と好投。チームも5-1で快勝し、連敗を3で止めた。自身は4日(同5日)のブルワーズ戦(シカゴ)以来、4試合ぶりの白星となる5勝目(6敗)を挙げた。1四球7三振、104球だった。
「全くチームがどうのとか、相手がどうとか考えていなかった。自分のゲームプランを作って、その通り投げていくことだけを考えていました」
失点は四回先頭、アロンソに右中間へ42号ソロを打たれた1点のみ。五回先頭のフレージャーに6試合&143打者ぶりに四球を与えるが、要所は締め、追加点は許さなかった。
また、六回2死一塁でデービスをこの日、4個目の空振り三振。これで、日米通算2500三振(日1250、米1250)を達成した。野茂英雄(3122=元ドジャースなど)、石井一久(2550=同)に次ぐ、史上3人目となる節目の記録を樹立。
「3000くらいは、取りたいですね。3000くらいは。箔(はく)が付くでしょ? (記録自体は)あんまり気にしていないです」
カブスは、ナ・リーグ中地区2位。ワイルドカード圏内をキープしつつ、首位のカージナルスを3ゲーム差で追っている。