菅義偉官房長官は28日午前の記者会見で、社会問題化している悪質なあおり運転への対応について「今後は厳正に対処するという現在の取り組みを進めるとともに、厳罰化についても必要な検討を進めていく」と述べた。
現行法にはあおり運転を直接罰する規定がないため、道交法違反(車間距離保持義務違反)や暴行罪を適用して対応している。菅氏はあおり運転について「意図的に危険を生じさせる極めて悪質な行為だ」と述べ、厳しく対処する考えを示した。