司法の市民参加語るシンポ 裁判員制度10周年で 東京

シンポジウムで裁判員制度について語る裁判員経験者ら=東京・渋谷の青山学院大学
シンポジウムで裁判員制度について語る裁判員経験者ら=東京・渋谷の青山学院大学

 裁判員制度の開始から21日で10周年を迎えるのを前に、裁判員経験者や法曹関係者らが司法への市民参加について語るシンポジウムが19日、渋谷区の青山学院大で開かれた。

 市民団体「裁判員経験者ネットワーク」と「一般社団法人裁判員ネット」が主催。経験者や学生ら約100人が参加した。

 パネルディスカッションで女性経験者は、当初は「不安で辞退したかった」とする一方、「検察官や弁護人の説明は分かりやすく、チーム全体で話し合ったことへの達成感を感じた」と、経験前後の心境の変化を語った。

 別の女性経験者は、過去の量刑を検索できるデータベースを使った評議について「物差しとして必要だが、前例主義になるのではないかというもやもやした気持ちがあった」と話した。

 元東京地裁部総括判事で早稲田大大学院の稗田雅洋(ひえだ・まさひろ)教授は「裁判員の方は貴重な意見を出し議論を尽くしてくれる。裁判官が気付かなったような意見もあり、そうした議論が判決に反映されている」と制度による変化を評価した。

 ディスカッションには産経新聞社会部の滝口亜希記者も登壇し「経験者の声はどれも考えさせられる。今後も裁判員の物語を紹介したい」と述べた。

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