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(セ・リーグ、阪神-中日、7回戦、10日、甲子園)阪神のジェフリー・マルテ内野手が0-2の二回に同点の2号2ラン。一挙5点の突破口を開いた。
「コースに逆らわずセンター方向に打ち返すことを意識していたよ。強いスイングをすることができて、いいホームランになってくれたね」
先発の西が高橋に2ランを浴び先制を許した直後だった。先頭の福留が四球。1死となり、マルテだ。1ボールからの内角129キロスライダーをフルスイング。弾丸ライナーで左翼席へと運び去った。
M砲が作った流れに、ナインが乗る。2死となり、西が三塁線を破る左前打で出塁。D1位・近本が投手内野安打でつなぐと、糸原が左前適時打。「2死から西さんと近本がチャンスを作ってくれて、一気に勝ち越したい場面だったので、チャンスで自分の仕事をすることができてよかったです」。さらに糸井が四球で満塁とすると大山の中前2点打で、この回一挙5得点。試合をひっくり返し、先発・西を強力援護だ。