「百戦錬磨」川内がプロ第一声 アシックスと『アドバイザリースタッフ契約』/マラソン

公務員ランナーとして名をはせた川内が“華麗”にプロ転向。緑を基調としたオーダーメードのシューズを手に、充実の笑み (撮影・鈴木智紘)
公務員ランナーとして名をはせた川内が“華麗”にプロ転向。緑を基調としたオーダーメードのシューズを手に、充実の笑み (撮影・鈴木智紘)

 4月からプロランナーに転向した陸上男子マラソンの川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損害保険=が2日、東京都内で会見し、アシックスとの「アドバイザリースタッフ契約」締結を発表した。3月末で埼玉県庁を退職。プロとなってもレース主体で腕を磨く独自のスタイルを貫き、2020年東京五輪よりも世界選手権を目指すことを改めて明言。目標に百戦錬磨を掲げた。

 最強の公務員が、他に類を見ないプロへ。いつも以上に張りのある声が高揚感を物語った。市民ランナーが集う日比谷公園のカフェで、川内が所信表明した。

 「百戦錬磨のプロランナーと呼ばれたい。マラソンは人生そのもの。死ぬまで続けたい」

 3月末に埼玉県庁を退職。市民ランナーとして走破したフルマラソンは、実に92度を数える。通算100レースまで8度に迫り、今年中に到達する見込み。「名実ともに百戦錬磨と呼ばれてもおかしくない」。毎週のようにレースに出て腕を磨くスタイルは、今後も継続する。

 プロとなって最も変わるのが練習量だ。勤務で時間が限られた公務員時代とは異なり、自由にメニューを組める。前日1日には、午後3時過ぎから5時間弱かけて約60キロのジョグを敢行。6月からは北海道・釧路で合宿を行う。2カ月に及ぶ合宿は人生初だ。

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