関西ジャニーズJr.を卒業した俳優、室龍太(29)がNHK大阪放送局の落語家アイドル育成プロジェクト番組「上方ルーキーズ」(25日深夜0時10分)に出演、審査員を務めることが7日、分かった。
番組は「上方落語協会会長の任期中にスターを育てられなかったのが心残り」という桂文枝(75)が旗振り役。
1970年代に放送されたMBSの公開バラエティー番組「ヤングおー!おー!」で生まれたお笑い版フォーリーブス「ザ・パンダ」(月亭八方、桂文珍、桂きん枝、4代目林家小染)のような現代版の落語家アイドル4、5人を、関西で活動する若手からオーディションで選抜する。
室は、2月に舞台「天下一の軽口男 笑いの神さん 米沢彦八」(大阪松竹座)で江戸落語の始祖・鹿野武左衛門を演じたばかり。17歳から53歳までの落語家51人が参加して6日に行われた第一次オーディションでは、NMB48のおしゃれ番長村瀬紗英(21)と俊敏性、ファッションセンスを審査した。
25日は振付師でダンサーの真島茂樹(64)のダンス審査なども経て、候補者を10数人に絞るまでを放送する。