歌手、湯原昌幸(72)が5日、東京・代官山鳳鳴館で芸能活動55周年記念ディナーショーを開催。この日は72歳の誕生日でもあり、ファン約100人に新曲「星になるまで」など14曲を熱唱した。
1964年に芸能界入りし、71年の「雨のバラード」が約120万枚の大ヒット。さらに、軽妙でウイットに富んだトークでも注目を集め、日本テレビ系「金曜10時!うわさのチャンネル!!」などバラエティーでも活躍し、お茶の間の人気者となった。
この日は妻でタレントの荒木由美子(59)、11日に左足外側くるぶしを骨折した友人でバラエティーで共演したせんだみつお(71)も出演。公演前の会見では「これからもすがりついて、もがき続けて人生を全うしたい」と生涯現役を宣言。年齢については「実年齢に7掛けと考えていて、今は50・4歳のつもり」とアピールした。
荒木とは83年に結婚。その2週間後、湯原の母が認知症となり、以後、20年にわたる介護生活を送ったが、荒木は「夫婦でいると、楽しいことも倍増するんです」と笑顔で感謝していた。
一方、多くのバラエティーで湯原と共演してきたせんだは松葉杖姿で登場。湯原の記念日について「気持ちより諭吉(1万円)、花束より札束を」とジョークを飛ばして笑いを誘っていた。