エンターテインメント業界の発展に寄与したプロデューサーを顕彰する「第14回渡辺晋賞」の授賞式が2日、東京・芝公園のザ・プリンス パークタワー東京で行われ、俳優で国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」代表の別所哲也(53)が受賞した。
同賞は1987年に死去したプロデューサーの渡辺晋さん(享年59)が創業した大手芸能事務所、渡辺プロダクションの50周年を機に2006年に創設。別所は俳優として活躍しながら、1999年に同映画祭を主宰。2004年には米アカデミー賞公認映画祭に認定されるなど、時代に先駆けたプロデュース能力が評価された。
別所は「とても光栄です」と喜び、「音楽配信や動画配信など時代はまた動いているんだなと映画祭を通して感じております。俳優としても一層頑張っていきたいです」と気持ちを新たにした。