ジャニーズ伝統の舞台を映画化した「映画 少年たち」(本木克英監督、3月29日公開)のプレミアムトークショーが24日、ロケ地の奈良市にある旧奈良監獄で行われた。
明治時代に建築された五大監獄の一つで重要文化財に指定されている同所で、大規模な映画撮影が行われたのは初めて。1969年にフォーリーブスが初演後、A.B.C-Zらが受け継いだ舞台が少年刑務所の群像劇とあって、製作総指揮のジャニー喜多川氏(87)が撮影を希望した。
なにわ男子の西畑大吾(22)は「監獄が奈良にあることすら知らなかった。龍太君は1回くらい(入ってたかも)」と先輩ジャニーズの室龍太(29)を見てニヤリ。
「ないわ! 一般の善良市民や。ちゃうわ、善良なる一般市民や」とあわてて返した室が、「イカツい悪い感じの役をイメージしてたら、まさかの病弱(設定)。監督には一番病弱に見えたらしい」と苦笑すると、西畑は再び「関西で一番イカツい人が病弱って」とイジって笑いを誘った。
映画は冒頭8分間、青い囚人服のSnow Man、赤のSixTONESと黒の西畑、室らが入り乱れるワンシーンワンカットのミュージカル場面が話題。西畑は「僕ら関西チームは最初と最後に出てて、最後にミスったら撮り直しになるからプレッシャーを感じてました」と明かした。
トークショー後、大阪に戻った西畑らは、なんばパークスシネマで行われた関西最初の試写会に出席。3月5日開幕の関西ジャニーズJr.の春の大阪松竹座公演でお披露目される新ユニット、Aぇ! groupの一員として紹介された小島健(19)は地元ファンの大歓声に十八番の「ビバ!」で応えた。