NHK Eテレの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」(月~土曜前8・0)の出演者交代発表会見が18日、東京・渋谷の同局で行われ、3月をもって第11代体操のお兄さん、小林よしひさとパント!のお姉さん、上原りさが卒業し、4月から第12代体操のお兄さんを福尾誠、初代体操のお姉さんを秋元杏月(あづき)が務めることが発表された。
福尾は順大スポーツ健康科学部卒で、今年3月に同大大学院スポーツ健康科学研究科博士後期課程修了予定。小学生から体操競技を始め、選手として16年、コーチとして5年のキャリアを持つ身長172センチで端正な顔立ちのイケメンだ。
一方の秋元は身長162センチでキュートな笑顔が印象的な美女。6歳から新体操を始め、選手として13年のキャリアを持つ。これまで身体表現のお姉さんは出演したが、体操のお姉さんは1959年の番組開始以来初めてとなる。
お兄さん史上最長の14年間務めた小林は「やりきれたという気持ちが強かった。14年間出させて頂けたことを幸せに思う」と感無量。7年間出演した上原も「やりきったなという思いと今まで支えてくださった感謝の気持ちでいっぱい。みんなと過ごした時間は渡しにとって本当にかけがえのない財産になりました」とハニかんだ。
小林からバトンを受けた福尾は「体操のお兄さんになるのが夢だったでので、ご報告できているのが夢のよう」と充実の笑み。「これまでの体操で得た経験を生かして全国のお友達に体を動かす楽しさや笑顔をたくさんお届けできるように頑張ります」と誓った。
初代体操のお姉さんに起用された秋元も「これまでの身体表現のお姉さんたちが作り上げた物をしっかり受け止めて、(福尾と)2人で元気を届けていきたい」と意欲をみせた。