甘口辛口

止まらない子供虐待の連鎖 命の危険伴うしつけはありえない

 ■2月16日 親による子供虐待の連鎖が止まらない。千葉の小4女児死亡事件に続き、兵庫で14日、2~7歳の子供3人に対し、「うるさいから」とハエたたきで顔を殴るなどした両親(いずれも30歳)が暴行容疑などで逮捕された。ハエたたき程度で?と思ったら、日常的に続けていた可能性があるという。子供はハエじゃない。

 まだ、ある。横浜では15日、生後3カ月の長男を激しく揺さぶり重傷を負わせた32歳の父親が傷害容疑で逮捕。埼玉では15日、生後11カ月の女児を浮輪をつけた状態で浴槽に放置して死亡させた30代の両親が、重過失致死容疑で書類送検された。父親は「ゲームをする時間が欲しかった」と供述。これでは子供も浮かばれまい。

 筆者も自分の幼子にカッとなって怒ったり、手を上げた経験は正直ある。が、理由は何であれ、日常的に虐待したり命の危険を伴うしつけはありえない。とかくストレスのたまりがちな現代、身勝手な親の暴力にさらされる子供たちの存在は、氷山の一角なのかもしれない。

 命が救われても、体だけでなく心に負う傷の深さを考えると暗たんたる思いになる。そんな折りだけに、4月から「NHKニュース7」のメインキャスターに抜てきされた37歳の愛称タッキーこと瀧川剛史(たけし)アナウンサーによる就任の弁には、人間的なぬくもりが伝わってきた。

 瀧川アナは現在「正午ニュース」の顔だが、家に帰れば7歳と2歳の女児の父。「休日は即興で作るおとぎ話を娘たちに聞かせて寝かせます。原稿なしの(突発)ニュースを伝えるときの練習にもなるんです」と打ち明けた。親に限らず大人たるもの、幼子には瀧川アナのような心の余裕を持ちたいものだ。 (森岡真一郎)

  1. あすの「カムカムエヴリバディ」1月28日第62話あらすじ 回転焼きの評判は上々も何もできないジョー、ある日るいが倒れ…

  2. 「カムカムエヴリバディ」堀部圭亮演じる「吉右衛門ちゃん」登場 父子の1人2役に「パパそっくり」「けちえもんに…!」と視聴者大喜び

  3. どうやって撮影したのか?共通テスト問題流出事件 ITジャーナリストの三上洋氏「スマホのみ使用の可能性が高い」「発信者特定は時間の問題」

  4. Eカップ小島みゆ、変形ビキニで浜辺を歩く 「妹役という設定で演技に初めて挑戦しました」

  5. 名脇役の斎藤洋介さんが死去 69歳、人知れずがんで闘病