岩屋防衛相「未来志向」強調 韓国への再反論もなし

閣議に臨む岩屋毅防衛相=22日午前、首相官邸(春名中撮影)
閣議に臨む岩屋毅防衛相=22日午前、首相官邸(春名中撮影)

 岩屋毅防衛相は22日午前の記者会見で、韓国駆逐艦による海上自衛隊P1哨戒機へのレーダー照射問題に関し、改めて遺憾の意を示した上で韓国側に再発防止を求めた。一方、韓国との防衛協力について「未来志向で進めるよう真摯(しんし)に努力したい」と強調し、引き続き連携を図る考えを示した。日韓防衛当局の関係について「根底には信頼関係がある」とも述べた。

 防衛省は21日、レーダー照射問題に関する「最終見解」を公表し、韓国側との協議を打ち切った。韓国側は「問題の本質は哨戒機の低空威嚇飛行だ」と反発し、日本側に改めて謝罪を求めた。これに対し岩屋氏は「『最終見解』で協議は打ち切りたい。コメントは控える」と述べ、再反論を避けた。今後の日韓防衛相会談などでもレーダー照射問題を提起しない考えを示し、幕引きを図る姿勢を鮮明にした。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. 元セクシー女優・三上悠亜、三角関係だけじゃない〝ジャニ食い〟の過去「やっぱり…」アイドル時代のファンは意外な反応

  2. 【京アニ被告人質問詳報】(15)裁判員が「全員同罪」論の〝穴〟指摘、青葉被告は絶句

  3. 巨人・原監督、殿堂入りで600人の大パーティー ただ1人欠席する大物とは…

  4. ロシア軍〝弾切れ〟目前 年明けにも備蓄尽き…ウクライナに全土奪還される可能性 イランや北朝鮮からの供与なく軍の士気低下も

  5. 清瀬汐希が初主演映画で体当たりヌード ベッドシーン撮影になんと4時間

今、あなたにオススメ