橋本、右目見えないアクシデント響き、2連覇逃す

 決勝の時間が進むにつれ、準決勝の畳で打った右目の違和感が大きくなっていった。「視界が徐々に見えなくなってきた」。男子73キロ級の橋本は異変が消えないまま、距離を詰めてきた安昌林に担ぎ上げられ、そのまま畳へ落とされた。

 不運なアクシデントとはいえ、痛恨の一本負けで2連覇の野望がついえた。「負けは負け」。日本勢が2010年から6大会連続で制していた階級を落とした。そのせいか、橋本にいつもの明るさはなかった。

 2月に知人を合宿中の宿泊施設に招き入れた規律違反で強化ランク降格など厳しい処分を受けた。責任を痛感し、当初は引退も考えた。

 所属先だけでなく、日本男子の井上康生監督にも告げた。「ここでやめたら逃げることになるぞ」。指揮官の言葉に「もう一度、世界選手権で優勝するのが恩返し」と再起を誓った。5月には左肩を剥離(はくり)骨折。約2カ月、満足に稽古が詰めない日々が続くなど、試練の1年になった。

 「この負けをどう生かすか」。世界王者から陥落した27歳の真価が問われる。(田中充)

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