渡り土手の大きさを確認…葬送用に飾り付けた通路か 城陽・久津川車塚遺跡

墳丘(奥側)と外堤をつなぐ渡り土手が確認された久津川車塚古墳=城陽市
墳丘(奥側)と外堤をつなぐ渡り土手が確認された久津川車塚古墳=城陽市

 京都府城陽市の国史跡で府南部最大級の前方後円墳、久津川車塚古墳(5世紀前半、全長約272メートル)で、「渡り土手」と呼ばれる遺構の全体の大きさが判明し、市教育委員会が5日発表した。墳丘と外堤とのつながりを確認。周囲から埴輪(はにわ)や鉄製品が出土したことなどから、築造の作業と葬送の通路として活用されたとみられる。

 史跡整備に伴い、今年度は後円部の西側下段など約300平方メートルを発掘調査した。昨年度は南に隣接するエリアでも渡り土手の一部が見つかっていた。

 調査の結果、渡り土手の長さは約16・5メートル、通路に当たる上面の幅約5・5メートル、土台部分の幅約9メートル、高さ約0・7メートルだったことが判明した。築造時に土を削り出した後、盛り土をして固めたとみられる。

 墳丘下段の斜面と土手の境に40センチ大の石列が見つかり、墳丘斜面の裾野部分には30センチ大の葺石(ふきいし)が敷き詰められていた。土手沿いの斜面には5~10センチの石が並べられており、土手の上面には土手を横切るような溝も2本確認。周辺からは、水鳥形埴輪などの破片や鉄製品なども出土した。

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