俳優、山田孝之(34)と石丸幹二(53)が来年9月に東京・新橋演舞場で上演されるブロードウェーミュージカル「ペテン師と詐欺師」にW主演することが27日、分かった。若手とベテラン詐欺師のバトルを描く名作コメディー。3度目の舞台で劇団四季出身の大先輩と初共演する山田は、「母さん! こんな舞台ど素人な僕が石丸幹二さんと共演です!」と大感激だ。
30代、50代を代表する2大実力派俳優が、初共演で火花を散らす。
同作は、南フランスの高級リゾート地、リビエラを舞台に、米国人の若手詐欺師・フレディと英国紳士風の一流詐欺師・ローレンスの縄張り争いを描くコメディー。
2005年にブロードウェーでミュージカル化され、トニー賞で10部門にノミネート。フレディ役のノーバード・レオ・バッツ(51)が主演男優賞を受賞した。日本では06年、08年に市村正親(69)、鹿賀丈史(67)のW主演で上演された人気作だ。
今回は映画「銀魂」シリーズなどで知られるコメディーの奇才、福田雄一監督(50)が演出・上演台本を担当。二枚目のフレディ役には、舞台初出演となったミュージカル「フル・モンティ」(14年)やテレビ東京系「勇者ヨシヒコ」シリーズで福田監督とは相性抜群の山田、優雅なローレンス役には上品で大人の魅力あふれる石丸に決まった。