福田こうへい、金足農・吉田は「大学進学ではなくプロを目指してほしい」

福田こうへいが新曲の舞台・天竜舟下りの船頭を初体験。荒波を浴び「気持ちいい!」と少年のように歓声を上げた=長野・飯田市
福田こうへいが新曲の舞台・天竜舟下りの船頭を初体験。荒波を浴び「気持ちいい!」と少年のように歓声を上げた=長野・飯田市

 新曲「天竜流し」が10万枚突破とヒット中の歌手、福田こうへい(41)が23日、歌の舞台となった長野・飯田市で天竜舟下りの運航会社から名誉船頭に任命され、船頭を初体験した。

 暴れ天竜 波まかせ ヨイショ…。夏の観光シーズンを通して新曲の流れる和船に乗り込んだ福田は、笠にはっぴの船頭スタイルがよく似合う。緑豊かな渓谷美がリバーサイドに広がる中、水しぶきを浴びながらプロの指導を受けつつ懸命に櫓(ろ)を漕いだ。

 約6キロを35分かけて舟下りを終え、汗をふきふきさわやかな笑顔。新曲は天竜川の急流を人生にたとえ、仕事に燃える男の心意気を力強く歌った歌詞とあって、「船頭さんの仕事は体力と精神力ですね。この体験を歌唱に生かし、長く愛される歌に育てたい」と決意を新たにした。

 テレビ各局の音楽番組や座長公演をこなすかたわら、全国各地で年間200ステージ以上をこなす。妻と2人の子、母親の待つ故郷の盛岡市の稲作農家には、年に6回ほどしか帰れない。まさに超売れっ子だが、今年出場すれば3年連続5回目となるNHK紅白歌合戦について「選んでもらえるように頑張ります」と静かな闘志を燃やす。

 今年の夏は発奮材料となるビッグニュースもあった。夏の甲子園で準優勝を飾った金足農(秋田)だ。同じ東北人として全力で応援。21日の決勝戦はちょうど埼玉県内で公演の真っ最中だったが、出番の合間に気になってテレビ観戦したという。

 「粘り強い純粋な東北魂に勉強させられました。吉田輝星投手には大学進学ではなくプロを目指してほしい」と興奮さめやらぬ様子。「顔もかっこいい。僕も高校時代はアルペンスキーの選手だった。福田こうへいと吉田輝星。名前も似てるでしょ」とジョークを飛ばしつつ、東北の大先輩として若き星に熱い期待を寄せた。

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