【ニューヨーク9日(日本時間10日)】米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(29)が両太もも裏の張りで10日間の故障者リスト(DL)に入った。数日間は治療を優先する。前日8日(同9日)のメッツ戦に先発し、六回一死満塁から三塁走者としてタッチアップした際に患部を痛めていた。
9日に精密検査を受けた田中は「一日でも早く戻りたい気持ちはあるので、希望は持ってやりたい」と語り、ブーン監督は「あまり(治療期間が)長くならないといい。(5週間後に控える)オールスター前に復帰する可能性は十分ありえる」と前半戦中の戦列復帰を示唆した。
メジャー5年目で両太もも裏を痛め、離脱したのは今回が初めて。DL入りは右肩の炎症を訴えた昨年8月以来となった。
日本選手ではカブスのダルビッシュ有(31)、ドジャースの前田健太(30)、エンゼルスの大谷翔平(23)の3投手もDL入りしており、先発4人がそろって戦線離脱という事態になった。