同じ文化住宅の住人男性(62)を包丁で切りつけ殺害しようとしたとして、兵庫県警甲子園署は9日、殺人未遂の疑いで、兵庫県西宮市鳴尾町、無職、木虎守男容疑者(68)を逮捕した。「態度が生意気で気に入らなかった。殺すつもりで刺しに行った」と容疑を認めている。男性は軽傷とみられ、命に別条はないという。
逮捕容疑は8日午後7時10分ごろ、共用台所から持ち出した包丁で男性を複数回切りつけ、顔や左腕など約15カ所に浅い切り傷を負わせたとしている。
同署によると、木虎容疑者は無施錠の玄関から男性の部屋に侵入。怒鳴るなどしてから切りつけたとみられる。同署はトラブルの経緯を調べている。