4日発売の「週刊現代」では、野崎さんが全幅の信頼を寄せていたという同誌記者の証言を報じた。それによると、野崎さんが遺体で発見される6時間前の24日午後4時ごろに電話があり、「相談があるから、すぐに田辺(和歌山県)の自宅に来てほしい」「(思いつめた様子で)どうしても会って話したいことがある」などと話していたという。
急死の連絡を受けて野崎さん宅に赴いた記者は、葬儀や通夜の手配も行った。その際、野崎さんの妻に「これからどうするの」と声をかけたところ、「遺産は、当面2億円のキャッシュ(現金)だけでいいです。それをもらったら、私はすぐに東京に帰りますから」と答えたという。記者は「これをどう解釈すべきなのか。従業員たちも複雑な心境だ」とつづっている。
野崎さんは今年2月に妻と結婚したばかりだったが、月の半分は別々に暮らしていたという。