プロ野球広島で中軸打者として活躍し、プロ野球記録の2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれて国民栄誉賞も受賞した衣笠祥雄(きぬがさ・さちお)氏が23日夜に上行結腸がんのため東京都内で死去した。71歳。京都府出身。関係者が24日、明らかにした。
広島・福山市出身で親子2代のカープファンというロックミュージシャン、世良公則(62)は「偉大な鉄人、ありがとう。今日の強いカープに至るまでの長い道のり、あなたの強靭な肉体と精神は我ら鯉党を励まし続け、勇気を与えてくれました。私の『カープ青春時代』は貴方の勇姿なしでは語れません。さぁ、次なる『三連覇・日本一』への道は貴方の残した足跡の先に繋がっています。ありがとう、鉄人・衣笠祥雄。ご冥福をお祈り致します」とコメントを寄せた。