俳優、神木隆之介(24)が10日、東京都内で行われたNHKの主演ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」(略称・やけ弁、21日スタート、土曜後8・15、全6回)の試写会に主要キャストと出席した。
オリジナル脚本で、中学校を舞台に神木演じる新人弁護士がモンスターペアレントや体罰、いじめなどに真っ向から取り組み、その中で傷つき成長する姿を描く物語。現実に今春から一部学校で導入されたスクールロイヤー(学校弁護士)を題材にしており、普段から滑舌のいい神木の熱血弁護士ぶりが話題を呼びそう。
すでに収録を終えたが、弁護士役は初めてという神木は「法律用語が難しい。NGをめっちゃ出しました」と告白。同席した校長役の小堺一機(62)によると「本番は間違えなかったよ。間違えても間違えたような顔をしていなかった。座長としての貫禄がある」と太鼓判を押した。
初の教師役を演じた岸井ゆきの(26)は、女生徒からバケツで泥水をかけられるなど悲惨な目に遭うが、「神木さんは撮影の合間は穏やかで、(周囲を爽快な気分にする)マイナスイオンが出ていた」と和まされた様子。小堺に対しても「漫談やものまねが面白かった」と思い出し笑いで打ち明けた。
神木の所属する弁護士事務所のボス役、南果歩(54)も「神木くんのマイナスイオンはすごい」と絶賛。共演者の息も神木を柱にピッタリとあって、異色の学園ドラマとして早くも続編が期待できそうだ。