「アルバート(・プホルス)と僕とでやろうかという感じで、あとはみんなで目配せしながらやった。最初(の本塁打)は、やってやろうと言ってたからね」
2点を先制された直後の一回一死。右中間へ2号ソロを放ち、反撃ムードを演出。打線に火を付け大谷のメジャー初本塁打をアシストした。
「本塁打のチャンスはあると思っていた。入ったかどうか微妙だったけど、審判の合図で本塁打と分かったんだ」
今季から本拠地・エンゼルスタジアムの右中間から右翼にかけての本塁打判定の境界線が、高さ5メートル50から2メートル40に低くなった。トラウトの一発は、昨年までならフェンス直撃の打球。一方で大谷の右中間への1号は飛距離121メートル。昨季までの規定でも、十分にオーバーフェンスした打球。2番トラウト、4番プホルス、そして、8番大谷…。この日、計5発が飛び出したエ軍打線に切れ目はない。