新潟水俣病、2審も原告敗訴 患者と認定せず 東京高裁判決

 新潟水俣病の症状を訴える男女2人が精神的、肉体的苦痛を受けたとして国と新潟県、原因企業の昭和電工に1人当たり1200万円の損害賠償などを求めた第3次訴訟の控訴審判決が23日、東京高裁であった。斉木敏文裁判長は「水俣病と認められない」として請求を棄却した1審新潟地裁判決を支持し、2人の控訴を退けた。

 2人は感覚障害があると主張していたが、食生活を共にする同居家族に認定患者はいなかった。

 斉木裁判長は患者と認定する判断枠組みを、メチル水銀に汚染された魚介類を多食したか、同居家族に認定患者がいるかなどを、総合的に考慮すると説明。その上で「汚染された魚を多食したと認められない」などとして、水俣病ではないと判断。感覚障害は原告が持つ別の疾病による可能性を指摘した。

 1審は原告11人のうち7人を水俣病と判断し、昭電にのみ賠償を命じた。うち10人が控訴したが、新潟市に患者認定を求めた別の行政訴訟に参加した8人は昨年11月の控訴審判決で勝訴し、訴えを取り下げていた。判決後、原告側の高島章弁護士は「行政訴訟より狭い認定。期待したが裏切られた」と述べた。

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