プロ野球では今季から国際基準に合わせるため、2段モーションやセットポジションの際のボーク判定の基準が緩和される。キャンプ中には新基準に合わせ、フォーム改造に取り組む投手もみられたが、2段モーションが解禁されたわけではなく、過度な場合は注意を受ける可能性もある。選手は手探りでのシーズンインとなりそうだ。
今年改正された公認野球規則では、2段モーションを反則投球としていた日本独自の項目を削除した。昨季、西武の菊池が反則投球と判定され、罰則として「ボール」が宣告されたケースがあったが、今季からは罰則がなくなる。今春のキャンプで菊池は反則投球とされた右脚の動きにためを作る昨季のフォームに戻して投げ込みを行った。