二重まぶたのキリリとした顔と、五木より10センチほど高い身長1メートル82のイケメン。和真さんは最初「目立つのは好きじゃないんです」と謙虚に語りつつ、仕事の合間に訪れた五木と取材に応じた。
初の個展は17日まで、東京・渋谷のESギャラリーで開催。トラやクジャク、フクロウなどを題材に、まるで息づかいが聞こえてくるような繊細なタッチで瞳や毛並みを描いている。アクリル画など12点で、7万〜50万円で展示即売。背中の絵を手がけたジャケットも展示している。
和真さんは「5歳ごろから絵を描き始め、次第に学校の授業中もノートに絵を描くようになりまして…」と目をキラキラ。趣味が高じて高校2年のときに多彩なアートの本場・英国に留学し、2015年にロンドンの芸術大学を卒業して帰国。その後は、絵の創作に専念してきた。
「ロンドンでアートに触れたことで、逆に日本の絵画の魅力を再認識しました。今回の個展は『和』がテーマ。日本画調を現代風にアレンジして描きました」と説明。「将来はネットやファッションのデザインも本格的に手がけ、世界各国に発信できる人間になりたいです」と夢を語った。