米大リーグ、レンジャーズが本拠地を置くテキサス州の地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」(電子版)は14日(日本時間15日)、ポスティングシステムでの移籍を目指す西武・牧田和久投手(33)について言及する記事を掲載した。
記事では今オフのレ軍のFA市場での動きについて言及。救援投手に人気が集中し、契約にかかる費用が高騰していると分析した。そこで「もしレンジャーズがお買い得な選手を探しているなら、日本からくる過去に成功した選手を獲得するという方法を試してみるのがいい方法だ」と進言した。
レ軍には昨季途中まで在籍したダルビッシュ有ら、多くの日本人選手が在籍し、大塚晶文と上原浩治は救援でチームに貢献。レ軍で活躍後、広島に移籍し先発として2年間で26勝を挙げたコルビー・ルイスを再獲得した歴史もある。
そのことを念頭に「入札制度で牧田獲得にかかる費用はおそらく安いだろう」とし、「彼の独特な投法は後ろの回で出てくる速球派投手へのいい橋渡しになる」と、牧田がメジャーでも珍しいアンダースローであることから、リリーフでの起用を予想。そして「彼はかかった費用に対して、平均以上の価値をもたらすはずだ。それはレンジャーズが探しているものだ」と獲得をプッシュした。