大谷は、昨オフに米大リーグ機構(MLB)と選手会で合意した新労使協定により、25歳未満のドラフト対象外の外国人選手扱いとなり、最初はマイナー契約扱い。契約金は最大で231万5000ドル(約2億6000万円)となる。
ポスティングシステムは海外フリーエージェント権取得前にメジャー移籍が可能な制度。今オフに改訂され、大谷に限って交渉期間が従来の30日間よりも短縮され、22日(日本時間23日)が期限だったが、早々に決まった。
大谷は2013年に岩手・花巻東高からドラフト1位で日本ハムに入団。速球と長打力を武器に投打の二刀流で活躍し、14年に11勝(4敗)と10本塁打で、史上初めて同一シーズンで2桁勝利と2桁本塁打を記録した。16年には10勝4敗、22本塁打でパ・リーグ最優秀選手に輝き、日本一に貢献した。球速165キロの日本最速記録も持つ。
5年間の通算成績は投手で42勝15敗、防御率2.52、打者で打率2割8分6厘、48本塁打、166打点。