60代の男性受刑者に暴行を加えたとして、静岡刑務所は20日、40代の受刑者の男を傷害と暴行の疑いで、別の20代の受刑者の男を暴行の疑いで、それぞれ静岡地検に書類送検した。同刑務所によると、2人は容疑を認めている。
40代の受刑者の送検容疑は、5月2日から3日にかけて、刑務所の共同室(定員6人)で60代の受刑者の顔を殴り、鼻骨骨折などの重傷を負わせたとしている。20代の受刑者も同月3日から4日にかけて、同室内で60代の受刑者の左太ももを殴るなどしたとしている。
2人は「(60代受刑者の)生活態度に腹が立った」と話しているという。