iRONNA発

解散の大義 政治は「人として踏むべき道」を進んでいるか 川上和久氏

川上和久氏
川上和久氏

 安倍晋三首相が臨時国会冒頭で衆議院を解散した。「国難突破解散」と首相自ら銘打った今回の解散劇に、メディアは「解散の大義」という言葉をしきりに使って解散の意義を問うが、そもそも過去の解散に一度でも大義なんてあったのか?(iRONNA)

 「大義」を辞書で引くと、「人として踏み行うべき道」「国家・君主に臣としてつくすべき道」とある。国民主権の中で「国家・君主に臣としてつくすべき道」はないだろうが、政治は果たして「人として踏み行うべき道」を進んでいるかどうか。古今東西、歴史をひもといても甚だ疑問だ。だからこそ、時として「大義」という言葉を連綿として受け継ぎながら、政治に警鐘を鳴らし続けているのかもしれない。

 戦後わが国において、日本国憲法施行後に行われた衆院解散は、今回を含めると24回。半面、任期満了に伴う選挙は昭和51年12月5日の1回だけである。いわば、衆議院はどこかで解散するのが当たり前ではある。ちなみに、内閣不信任案可決による選挙は24年と28年の吉田茂内閣、55年の大平正芳内閣、平成5年の宮沢喜一内閣の計4回である。

 つまり、「いま解散すれば勝てる」「少なくとも負けが少なくて済む」という首相の思惑による解散の方がむしろ多数派なのである。「天の声」「死んだふり」といった戦後を代表する政治家たちの解散理由も、選挙に勝つためがミエミエであまり褒められたものではない。では、「大義による解散」はあったのだろうか。

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