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大河のリベンジは紅白で 斉藤由貴が新たな人生への「卒業」歌う姿を見たい NHKに提案

■9月23日

 う〜ん、残念!と思わずうなってしまった。幕末の志士、西郷隆盛の人生を描く来年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」から、女優の斉藤由貴が出演辞退を決めたことである。50代の妻子ある主治医との不倫を否定から一転、事実と認めたため、自らに対する反省や周囲への配慮からの苦渋の決断だった。

 あえて強調したいが、斉藤の女優としての活躍はここ数年、目を見張るものがあった。昨年の大河「真田丸」では、すぐにあたふたする徳川家康とは好対照の貫禄ある妻を演じ、他のドラマでも思い詰めた母を演じるなど多彩な「日本の母」を演じてきた。

 NHKは最近、出演者に関しては刑事事件や金銭、反社会勢力がらみのトラブルを抱えた人以外は、比較的寛容という印象だ。それだけに、局内からも「出演辞退は意外だった」と落胆の声を聞く。身から出たさびとはいえ、心の嵐のような不倫騒動を経験したことで、斉藤が逆にどんな演技を見せるのか正直、今から興味もあった。

 「西郷どん」で演じる予定だった幾島という女性は、2008年の大河「篤姫」で当時は松坂慶子が好演した。幾島は薩摩藩主の養女・篤姫の教育係として、自他ともに厳しくも人のために一生懸命尽くした歴史上の人物。政界をはじめ、とかく自己保身の固まりのような人間が目立つ咋今、斉藤の代役に熱演を期待したい。

 さて、大河を降板したとはいえ、今後も芸能活動を続ける斉藤は情感あふれる歌声も魅力。そこでNHKに提案がある。過去に1度出場した大みそかの紅白歌合戦で、ヒット曲「卒業」を歌ってもらうのはどうか。大河のリベンジは紅白で。新たな人生への卒業を歌う姿を見たいものだ。 (森岡真一郎)

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