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老老介護 「セカンドハネムーン」という考え方 小山朝子氏

【iRONNA発】老老介護 「セカンドハネムーン」という考え方 小山朝子氏
【iRONNA発】老老介護 「セカンドハネムーン」という考え方 小山朝子氏
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 厚生労働省によると、介護が必要な65歳以上の高齢者を65歳以上の人が介護する「老老介護」の世帯の割合が過去最高の54・7%に達した。核家族化と超高齢社会が進行し、「大介護時代」に突入したニッポン。私たちはこの現実とどう向き合うべきか。(iRONNA)

 老老介護の中でも、特に深刻なのが認知症の人が認知症の人を介護する「認認介護」である。公益社団法人「認知症の人と家族の会」のホームページには、80歳前後の認知症高齢者はおよそ20%であることから、80歳前後の夫婦ではおよそ11組に1組が認認介護となる可能性があると記されている。

 ある番組で老老介護について取り上げることになり、この番組のスタッフに私が認認介護の事例について紹介したところ、「ニンニンって響きだけを聞くと、かわいい感じなんですけどね」と話していたが、現場は深刻な状況である。認知症の妻を介護する認知症の夫が妻を受診させようと病院に同行するが、夫が院内で迷ってしまい、結果的に受診できずに帰ってきたという話もよく耳にする。今年7月には、認知症を患った声優の大山のぶ代さんを介護していた夫で俳優の砂川啓介さんが亡くなり、「老老介護」が話題となった。

 私は長年にわたり介護現場の取材を続けてきた。その間執筆した記事の中で印象深い事件の一つが平成17年に埼玉県富士見市で発覚した「リフォーム詐欺事件」である。この事件の被害者は当時80歳と78歳の姉妹だった。事件に関わった市の消費生活相談員の話では、「姉妹はともに認知症だった。寡黙な妹と社交的な姉、ともに10分前のことは忘れてしまうレベルだった」という。

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