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東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は11日、知事特別秘書の野田数(かずさ)代表が辞任し、後任に7月の都議選で初当選した荒木千陽(ちはる)都議を選出したと発表した。7月の都議選後、同党代表は小池氏から野田氏にバトンタッチしたばかりだ。電撃交代の裏に何かあるのか。
「政務、公務とも業務量が膨大に増えたため、特別秘書の業務に専念したかった」
野田氏は11日夜、夕刊フジにこう語った。10日付で「都民」に辞任を申し出たという。
「都民」は翌11日に代表選考委員会を開き、荒木氏を新代表に決めた。荒木氏は小池氏の自宅に住み込みながら秘書を続けた猛女であり、小池氏の信頼も厚い。
今回の交代劇について、小池氏は同日夜、「(都議会)臨時会も終えて、都民ファーストも新人ばかりだったのが落ち着き、都民に選ばれた議員が代表する状況が整った」と語った。